ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00049/2020011608563462727 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2020/01/16 第2030回 台湾TSMCと半導体覇権 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★米国 英国に対して5Gでのファーウェイを採用しないように再度の圧力をかけるとともに、台湾TSMCへの圧力も強化している。現在、米国のエンティティリストでの米国原産技術割合は25% 米国企業以外の場合、25%以下のものは自由に販売できるが、25%を超えると米国の規制に掛かってくる。しかし、このままでは規制が不十分であるという声が強く、これが10%まで引き下げられる可能性が高まっている。 すでに米国当局は台湾当局に対して、これを将来的に10%に引き下げる可能性があると通知したという話が出てきている。この場合、台湾TSMCによるファーウェイのCPUの受託生産が出来なくなる。昨年、台湾TSMCは3000人規模の技術者募集と生産設備の拡大を発表しており、新規の工場建設にも言及、米国での生産もありうるとしてきた。昨日、米国はTSMCに対して、軍事用半導体の米国生産を要請したことが報じられ、米国での半導体生産がほぼ確定的になった。… … …(記事全文3,308文字)
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