ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00049/2019121208452661627 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2019/12/12 第2013回 本日英国総選挙 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★本日、英国総選挙 結果がアジアと世界の成り行きに大きな影響を与えます。現在のところ保守党有利とされていますが、EU残留派の巻き返しもあり、まだまだ不透明感が残ります。保守党は勝利すれば、1月31日のブレグジットが確定し、英国のアジア戦略も確定します。逆に過半数を取れなければ、英国の不安定な状況が継続し、ブレグジットを含め、何も決まらないという最悪の結果になりそうです。 また、予算調査と投票行動の差にも注目が集まります。世論調査の信頼性が試されているともいえるわけです。世論調査には、電話によるRDD方式(無作為) 対面方式などがあり、調査方法による差が広がっています。電話による世論調査ですが、若年層を中心に携帯電話しか持たない人も増えており、固定電話だけでは実態が見えなくなっています。このため、携帯電話も調査対象にしている会社が増えていますが、世論調査に応える義務はなく、協力しない人が増加しています。特にメディアへの不信感が強く、時間がない若年層や現役世代はこの傾向が強く、世代間で対立が大きな部分では調査結果が大きくひずむわけです。… … …(記事全文2,846文字)
渡邉哲也の今世界で何が起きているのか
渡邉哲也(作家・経済評論家)