ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00049/2019102108084759565 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2019/10/21 第1978回 ブレグジットの混迷とインデックス投資 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★英国ブレグジット 特例的に週末に開かれた議会でEU離脱協定案批准決議を延期、さらに混迷を深めています。これを受けてジョンソン首相は、EUに対して、議会で定められた延期要請を送りました。今週、再度決議が行われる見込みとなっていますが、先行きは不透明です。 ハードブレグジット派(北アイルランドの完全なEUからの分離)、EU残留派、合意による離脱派、どちらも過半数を占めることができず、野党側は議会の解散にも反対しており、何も決められない状態が継続しています。 EU側も今回の合意が最終的な提案だとしており、これ以上の譲歩を得るのは難しいでしょう。1月31日まで延期したところで何かが変わるわけでもなく、逆に不透明な状況の継続が英国にマイナスの影響を与える可能性が高い。いまさら、EUへの残留を求めてもドイツやフランスなど他国から批判を受けることは間違いなく、EU内での立場は維持できない。… … …(記事全文3,230文字)
購読するとすべてのコメントが読み放題!
購読申込はこちら
購読中の方は、こちらからログイン