ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00049/2019092408112558696 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2019/09/24 第1959回 時代の終わり ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★米中貿易協議 とりあえず、米国は米国企業から希望があったCGプロセッサや床材など437項目の関税を免除、中国は米国産大豆など農産物の購入を始めました。しかし、これはどちらも必要に迫られた対応であり、自国のための対応にすぎません。 中国ではアフリカトンコレラが蔓延、終息の兆しもなく、豚肉価格の高騰が大きな問題になっています。中国では豚肉が国民食であり、なくてはならないものです。大豆価格への関税により養豚をやめた農家がある中で、トンコレラが発生し、豚の絶対量が不足しています。中国では豚肉が不足するとクーデターが起きるとまで言われており、習近平にとって一番の悩みの種なのだと思います。 当然、米国はこれを承知であり、逆に農産物の輸出がカードになってしまったわけです。… … …(記事全文2,420文字)
購読するとすべてのコメントが読み放題!
購読申込はこちら
購読中の方は、こちらからログイン