ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00049/2019091008081258286 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2019/09/10 第1951回 嵐の前の、、、? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ブレグジットや米中貿易戦争など様々な課題を抱える中で、市場は一種の真空状態になっている。問題は認識されているが、どちらも完全な解決策がなく、緩やかに状態が悪化してゆく、当事者は時間稼ぎを行っており、市場はそれを織り込みながら進んでゆく形、金融政策的には米国の0.25%の利下げが織り込まれつつ、短期的資金の枯渇は一服、明確な方向性を見出せなくなっている。 米中貿易戦争も米朝問題も、『交渉が継続している限り、現状維持』という基本方針の中で一応の交渉は継続しており、大きな動きはない。しかし、この交渉が解決する可能性は低く、それは当事者も市場関係者も理解しているわけである。ブレグジットに関しても、英国議会の望む1月末までの延期になる可能性が高いが、延期後の未来が見いだせない。欧州はこれ以上折れる様子もなく、英国がブレグジットを撤回したところで元に戻るわけもない。非常にストレスがたまる中途半端な状態が続いているといえよう。… … …(記事全文3,016文字)
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