ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00049/2019070908495356211 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2019/07/09 第1905回 イラン問題とドイツ銀行 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★イラン 核濃縮を再開 原爆製造に使える濃度は90%ですが、20%までの濃縮は時間がかかり難しいが、20%から90%までは比較的短期間で達成できるとされており、核製造に大手がかかることになります。また、2-5%までは発電用、20%までは医療用という言い訳ができますが、20%を超えた場合、各爆弾製造以外の用途はなく、これまでのような民生用という言い訳ができなくなります。これを受けて、米国はイランに警告を発し、中止しなければ攻撃も視野に入るとしています。 そして、問題は、濃縮に使われるフッ化水素や遠心分離機がどこから調達されたかです。どちらも対イランへの禁輸品目であり、ワッセナーアレンジメントの規制品目です。状況的には中国や韓国などが考えられます。… … …(記事全文4,354文字)
渡邉哲也の今世界で何が起きているのか
渡邉哲也(作家・経済評論家)