ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00049/2019070507501255979 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2019/07/05 第1903回 体制選択 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★G20終了を契機に世界中で対立が表面化している。米国、中ロがどちらの体制を選ぶのか選択を迫る中で、各国ともに揺れている。英米の連携が強まるとともに、ロシアによるEUの切り崩しも進んでいる。また、英米とEUの対立も表面化、アジアでも新たな枠組み作りが進んでいる。日本が主導するTPPと中国が主導するRCEP どちらにも入るという選択は今のところない。 また、これを機に、世界をまたにかけるグローバル企業への締め付けが強化されようとしている。パナマ文書で表面化した租税回避がその典型だが、各国の法律の違いを利用し、いいところ取りする形でそれぞれの国に税を払わない。インフラをただ乗りし、各国の地元企業を破壊してゆく、GAFAなどがその典型であり、各国は租税をかける方針で連携している。… … …(記事全文2,335文字)
渡邉哲也の今世界で何が起きているのか
渡邉哲也(作家・経済評論家)