ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00049/2019070208461455886 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2019/07/02 第1900回 韓国制裁と香港デモ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★韓国への輸出規制 読売新聞によると基本不許可運用ということですので、米国のファーウェイへのEAR同様、韓国企業に大きな影響を与えます。このままならば、半導体、液晶など韓国の主要産業は休業に追い込まれるでしょう。そして、今回の案件により、セットアップメーカーなどの韓国への発注が忌避されることが予想されます。 現在、多くの企業ではJITジャストインタイム生産システム(カンバン方式)を取り入れています。在庫を持たず納期に合わせて組み立てるわけです。この際に一つでも部品が止まれば工場全体が止まってしまう。このため、部材の納入先から納品リスクの高い韓国企業が排除されていくわけです。そして、これは大幅なサプライチェーンの変更を促進します。… … …(記事全文3,298文字)
渡邉哲也の今世界で何が起きているのか
渡邉哲也(作家・経済評論家)