… … …(記事全文1,980文字)4月14日(月) 富田のメルマガ
◇「-1」クリアー、リバウンド期待
気まぐれトランプの関税発言にマーケットは振り回されているが、少し落ち着きを取り戻してきた。
先週の米国株はNYダウ40212+619ドル、ナスダック16729+337と反発。それを受けて本日の日経平均は420円高34006円で始まり、早々に高値34325円(740円高)をつけたが、その後は為替の円高(142.25円)もあり伸び悩み、終値396円高33982円と寄付き水準で終えた。
朝方740円高と大きく動いた日経平均だが、チャート的には小動きもみ合い。先週の大波乱のあとだけに投資家心理は不安に包まれており、上昇すれば戻り売り圧力は小さくない。それは仕方ないところだろう。
ただチャートは、先週7日にブラックマンデー&セリングクライマックスとなり、日足RCIが底打ちを見せている。そして、日足ボリンジャーバンドは「-1」(本日33890)をわずかながら抜いてきた。本日だけの上抜けではまだ確信持てないが、あす上昇して「-1」を抜くなら「25日線」(あす35750円近辺)方向のリバウンドが見えてくる。