… … …(記事全文1,993文字)3月10日(月) 富田のメルマガ
◇続く下値模索リスク
週明けの日経平均は朝方182円安36705円と売られる場面もあったが、終値は141円高37028円と反発した。懸念したブラックマンデーにならなかったが、ただチャートは調整入りを鮮明にしており、本日の反発は底入れを先送りにしたともいえる。
裁定買い残(3/5現在、株数ベース)は7億8274万株と調整進まず、11月の5億2500万株や9月の4億株水準まで解消売りがでてもおかしくない状況だ。週末がメジャーSQで、この3月は年度末でもある。先物の動向で日経平均は乱高下しやすく、裁定買い残の解消売りに注意すべき日が続く。