… … …(記事全文3,495文字)<コーンは収穫期の値下がりを回避できるか?>
CBOTトウモロコシ先物相場は、1Bu=420~430セント水準で動意を欠いている。8月に400セントの節目を割り込んで年初来安値を更新した後は、下げ一服後の修正高の目線になっている。豊作見通しの織り込みが一巡する一方、輸出環境が底固く推移しており、今季の安値は確認し終わったとの評価が優勢になっている。
【CBOTトウモロコシ先物相場(日足)】
警戒されたのは、収穫期のハーベスト・プレッシャーをどのように消化するのかだったが、現状では430セント水準に上値を抑えられながらも、大きく売り込んでいくような動きはみられない。このまま現行価格水準でハーベスト・プレッシャーを消化できれば、400セント水準が当面のボトム圏との評価が維持される見通し。

