… … …(記事全文3,252文字)<プラチナリースレートの急伸が再開中>
NYMEXプラチナ先物相場は、1オンス=1,400ドル台で底固く推移している。7月11日高値は1,477.70ドルに達し、1,500ドルの節目まで残り22.30ドルに迫る展開になった。6月は288.10ドル高の急伸地合になったものの、7月入りしてからは上げ一服感が広がりつつあった。しかし、改めて買い圧力が強まり1,400ドル台定着が進んでいる。
【NYMEXプラチナ先物相場(日足)】
出来高は低迷状態が続いており、取組高が再び減少していることからは、積極的に買い進まれているとうよりも売りポジションの損切を迫られるショート・スクィーズの発生が強く推測される状況にある。しかし、いずれにしても戻りを大きく売り込むような動きは見送られており、金市場で膠着状態が続いているのとは対照的な値動きになっている。