□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2022年8月1日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 8月3日OPECプラス会合に向けての論点整理 =================================== <OPECプラスは9月産油水準の維持を検討か> 8月3日に石油輸出国機構(OPEC)プラスの閣僚級会合が開催される。今会合では9月以降の産油政策について協議を行うことになるが、これまで続けてきた増産(=減産縮小)の対応が転換期を迎える可能性が高まっている。 Reutersは7月28日、8人の関係者の発言として、生産枠の据え置き(unchanged)、もしくは若干の引き上げ(modest output increase)が検討されていると報じている。8人中5人が据え置き、2人が若干の引き上げと取材に答えた模様だ。また、1人は小幅引き上げから据え置きのレンジで協議を行っていると答えている。… … …(記事全文3,082文字)
