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小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)

小菅努

FOMCは一段とタカ派色を強めるも、金相場が高値を維持し続ける意味

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□            小菅努のコモディティ分析        ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2022年3月18日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ===================================  FOMCは一段とタカ派色を強めるも、金相場が高値を維持し続ける意味 =================================== <強力な利上げサイクル入りの見通しを示す> 3月15~16日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)では、フェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標が0.00~0.25%から0.25~0.50%まで、0.25%引き上げた。利上げは2018年12月以来、3年3カ月ぶりのことになる。声明文では、「雇用の伸びはここ数カ月間力強く、失業率は著しく低下した」、「インフレ率はパンデミックに関連する需給の不均衡、エネルギー価格の上昇、より広範な価格圧力を反映し、引き続き高止まりしている」としているが、更に「目標誘導レンジの継続的な引き上げが適切になると予想する」と記すことで、利上げサイクル入りの見通しも確認している。また、セントルイス連銀のブラード総裁は0.50~0.75%までのより積極的な利上げ対応が必要として、今回の決定に反対票を投じている。 当局者の経済見通し「FOMC Projections materials」では、2022~24年にかけてのFF金利見通しが昨年12月から大きく引き上げられた。22年末は1.9%(昨年12月は0.9%)、23年末は2.8%(同1.6%)、24年末は2.8%(同2.1%)とされており、1回の利上げ幅が0.25%の場合だと22年中に7回の利上げを想定していることが示された格好になる。
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