□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2021年11月30日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== WPICは供給超過予想でも価格がサポートされる論理、パンデミック時代の需給統計 =================================== <WPICは2021年と22年の供給過剰見通し> ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル(WPIC)が11月24日に公表した「PLATINUM QUARTERLY Q3 2021」では、世界プラチナ需給について、2020年が90.4万オンスの供給不足だったのに対して、21年が76.9万オンスの供給過剰、22年が63.7万オンスの供給過剰になるとの見通しが示された。3月時点では、21年は6.0万オンスの小幅供給不足が予想されていたが、結果的には20年に生じた供給不足の85.1%が相殺される需給緩和状態が見込まれている。 2021年は供給が前年比129.2万オンス増の811.4万オンスが見込まれる一方、需要は同38.1万オンス減の734.5万オンスが見込まれており、増産と需要減による需給緩和圧力の発生となる。3月時点では、供給は793.2万オンス、需要は799.2万オンスが予想去れており、「予想以上に好調な生産」と「予想以上に低調な需要」によって、供給過剰が発生し、それが時間の経過とともにプラチナ相場を下押しした流れになる。… … …(記事全文3,057文字)