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小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)

小菅努

早期利上げ議論の後退が金相場をサポート、利上げを急がない意味

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□            小菅努のコモディティ分析        ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2021年11月8日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ===================================  早期利上げ議論の後退が金相場をサポート、利上げを急がない意味 =================================== <市場の早期利上げ期待が裏切られるイベント多発> COMEX金先物相場は11月5日の取引で1オンス=1,816.80ドルまで値上がりし、9月7日以来の高値を更新した。11月3日には一時1,758.50ドルまで下落していたが、そこから一気に50ドル幅の値上がりになっている。直接的な要因は、米長期金利の急低下だ。2~3日の米連邦公開市場委員会(FOMC)前は1.5%台をコアにほぼ横這いで推移していたが、5日には一時1.436%まで金利低下が進んでいる。この結果、米10年債の実質利回りは月初のマイナス0.92%から5日にはマイナス1.09%まで低下しており、これが金相場を押し上げた格好になる。 一応はパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が「テーパリング」と「利上げ」の議論のリンクを強くけん制した影響も指摘可能だが、それ以上にイングランド銀行(英中央銀行)が4日の金融政策委員会(MPC)において、マーケットの利上げ期待を強くけん制した影響が大きくなっている。
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