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小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

小菅努(商品アナリスト)

小菅努

ハリケーンによる混乱収束後も高止まりか、原油需要環境の評価改善の動き

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           小菅努のコモディティ分析
       ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

  2021年9月16日(木)発行
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 ハリケーンによる混乱収束後も高止まりか、原油需要環境の評価改善の動き
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<米原油在庫はパンデミック後の最低に>
原油相場を取り巻く環境が改善している。NYMEX原油先物相場は、7月6日の1バレル=76.98ドルをピークに8月23日の61.74ドルまで急落していたが、足元では72ドル台まで切り返しを見せている。直接的な要因としては、メキシコ湾で発生した大型ハリケーン「Ida」が原油需給環境に大きな混乱をもたらした影響が大きい。通常だと、ハリケーン襲来による原油価格の上昇圧力は、上陸を待たずに息切れする傾向が強いが、今回は寧ろ上陸後に想定以上に大きな被害が発生したことが確認される中、ハリケーン通過から2週間を経過しても、未だにマーケットの売買テーマから外れていない。


米エネルギー情報局(EIA)の週間需給統計では、ハリケーン上陸後だけでも既に2週間分のデータが得られているが、その間に原油在庫の大幅な取り崩しが確認されている。9月3日の週は前週比153万バレル減の4億2,387万バレル、9月10日の週は同642万バレル減の4億1,745万バレルとなっている。これで原油在庫の減少は6週連続だが、パンデミック発生後の最低を更新し続けており、2019年9月13日時点の4億1,713万バレルとほぼ同水準の在庫水準は、少なくとも米国の原油在庫環境に関してはパンデミックの影響を完全に解消したと評価しても問題がない状況になっている。

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