□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2021年6月22日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 中国政策に揺れ動くコモディティ市場、価格統制をあきらめない中国政府 =================================== <中国政府が石炭と鉄鉱石の価格統制強化> 中国の国家発展改革委員会(発改委)は6月18日、市場監督当局などと共同で石炭価格の調査を開始したと発表した。21日には同じく鉄鉱石についても調査開始を表明している。投機や退蔵による価格高騰を取り締まる方針を示し、相場高騰を強くけん制している。発改委は、石炭と鉄鉱石価格の高騰、高止まりが中流および下流部門の企業を圧迫しているとして、現在の価格環境に対して強い不満を表明した格好になる。 中国では5月にも同様の動きがみられ、石炭と鉄鉱石に限らず、銅や農産物なども含めたコモディティ価格全体の「不合理」な価格上昇を監視、統制する方針を示していた。このため5月の中国コモディティ価格は高値から急落していたが、6月に入ってから改めて一部銘柄が騰勢を強めているため、高値更新を再開する前にけん制が必要と判断された模様だ。… … …(記事全文3,714文字)