□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年5月1日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 天然ゴムは株価との連動性を維持、タイヤ需要の緩やかな回復を織り込むか =================================== <株価連動の展開が続く> 東京商品取引所(TOCOM)の天然ゴム先物相場は、1㎏=150円水準で揉み合う展開になっている。4月2日の138.30円で新型コロナウイルスのリスク織り込みは一服したが、4月20日の156.90円をピークに、その後は約2週間にわたって高値更新が見送られている。需要環境は最悪期を脱したとの評価がある一方、本格的な需要環境の改善には時間が必要とみられることで、底固いものの伸び悩む中途半端な地合が続いている。 4月は、東京ゴム先物相場と日経平均株価との相関係数(-1~+1の間で相関度を示す)が+0.86に達し、極めて強い連動性を見せている。3月時点では+0.53とマイルドな連動性に留まっていたが、4月は新型コロナウイルスのリスクが一気に高まり、そのリスクが緩和していくプロセスにおいて、ゴム市場では株価動向が需要の代替指標として位置づけられていることが窺える。… … …(記事全文3,649文字)
