□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年4月27日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 原油安のコーン需要・価格に対する影響/米食肉サプライチェーンが破壊されている =================================== <トウモロコシは食品ではない> 日本でトウモロコシは食料品と位置付けられることが多いが、世界的には飼料、つまり家畜の餌とバイオ燃料(エタノール)の生産が主要消費先になっている。飼料を通じて食肉生産が行われるため、間接的には食料供給に大きな貢献を行っているが、食料としてのトウモロコシに関しては、統計上では誤差に近い取り扱いになる。 米農務省(USDA)の4月需給報告によると、2019/20年度の米国産トウモロコシ需要の第1位は飼料・その他であり、総需要138.65億Buの40.9%に相当する56.75億Buを消費している。そして2位がエタノール用の50.50億Buであり、総需要の36.4%を占めている。デンプン質の食材であるコーンスターチ、甘味料などのエタノールを除いた食品・種子・工業は14.15億Buと、総需要の10.2%に留まることになる。… … …(記事全文4,033文字)
