□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年4月24日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 簡単ではない自動車工場の稼働再開、ゴム相場は日経平均株価と連動性強める =================================== <ゴム相場と日経平均株価との連動性> 東京商品取引所(TOCOM)天然ゴム先物相場は、4月2日の1㎏=138.30円で底入れした後、一気に150円台まで切り返す動きを見せたが、そこからは明確な方向性を打ち出せない展開になっている。直近高値は4月20日の156.90円であり、これは3月19日以来となる約1カ月ぶりの高値を更新したことを意味する。しかし、その後は再び150円台を割り込む場面もみられ、明確な方向性を打ち出せていない。 この状況は、基本的には株価動向で殆ど説明することができる。現在の東京ゴム相場は日経平均株価と極めて強い相関を見せており、リスクオンとリスクオフのどちらにまーけっとの地合が傾斜しているのかが最大の焦点になっている。4月1~23日の東京ゴムと日経平均株価の相関係数(-1~+1の間で相関を示す)は+0.93に達しており、ほぼ同じ値動きをしていると結論付けても問題がない状況になっている。年初からの累計でみても+0.87となっており、4月のみならず今年のゴム相場は日経平均株価の動向でほぼ解説できる状況になっている。… … …(記事全文3,846文字)
