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小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)

小菅努

異例な金融緩和圧力が押し上げる金相場、株高は金価格上昇を阻害できない

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□            小菅努のコモディティ分析        ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年4月14日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ===================================  異例な金融緩和圧力が押し上げる金相場、株高は金価格上昇を阻害できない =================================== <経済危機後の金融緩和が押し上げる金相場> COMEX金先物相場は1オンス=1,700ドルの節目を完全に上抜き、4月13日終値は1,761.40ドルに達した。2012年11月以来の高値を更新しており、11年9月につけた過去最高値1,923.70ドルまで残り150ドル程度まで値上がりが進んでいる。東京商品取引所(TOCOM)の金先物相場も4月14日高値が5,985円に達し、上場来高値の更新が続いている。昨年後半は5,000円台確立を打診する展開になっていた相場だが、既に6,000円台乗せも視界に入れる展開になっている。 新型コロナウイルスの感染被害が主要リスク資産を大きく押し下げる中、金相場も3月中旬から下旬にかけて大規模な調整局面を強いられた。過度の高ボラティリティ環境が、リスク資産と安全資産の区別なくポジションのクローズを迫ったいわゆる「キャッシュ化」の動きがそれだが、ボラティリティ指数がピークアウトした3月18日に2日先行する16日の1,450.90ドルで底入れし、その後はほぼ一本調子で値上がりしている。
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