□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年4月6日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 金市場にとって特別な意味を持つ雇用環境悪化、原油相場の反発で実質金利低下 =================================== <ボラティリティの安定化でキャッシュ化ニーズ後退> COMEX金先物相場は、1オンス=1,600ドル台をコアに底固く推移している。3月9日高値1,704.30ドルを上抜くには至っていないが、3月16日安値1,450.90ドルからは大きく切り返しており、いわゆるキャッシュ化の売り圧力を消化して、上昇再開を打診する局面に移行していることが確認できる。 ボラティリティ指数は3月18日の85.47ポイントでピークアウトし、4月3日には50ポイントの節目も下抜いており、依然として不安定なマーケット環境ではあるものの、ファンダメンタルズに関係なくポジション整理を強制される地合にはブレーキが掛かっている。世界同時金融危機の際には、「ボラティリティ指数のピークアウト」と「金相場の底入れ」が同じ日になったが、今回も2営業日違いになっており、高ボラティリティ環境における金売却圧力は、ボラティリティ環境がピークに達した段階で、終了に向かう経験則を蓄積することに成功している。… … …(記事全文3,925文字)
