□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年4月2日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 1986年との類似性が目立つ原油価格、トランプ米大統領の仲介は成功するのか =================================== <年初から3ヵ月連続の下落は1986年以来> 国際原油相場の低迷状態が続いている。NYMEX原油先物相場は1バレル=20ドルの節目を巡る攻防になっているが、徐々に10ドル台で取引される時間帯も増えている。新型コロナウイルスがコモディティ市場に強力な需要ショックを発生させる中、主要コモディティ相場は軒並み急落しているが、その中でも原油相場のパフォーマンスは際立って悪いものになっている。 米市場で1~3月期のパフォーマンスを比較してみると、ダウ工業平均株価の23.2%安に対して、工業品市場だと銅が19.8%安、プラチナが25.4%安、パラジウムが20.7%安、天然ガスが25.1%安となっている。金は4.8%高となっているが、穀物市場でもトウモロコシが12.1%安、小麦が1.8%高、大豆が7.3%安となっている。安全資として買われた金、食糧買いだめの動きで買われた小麦を除くと、コモディティ市場では資金引き揚げの動きが一気に広がったことが確認できる。… … …(記事全文4,046文字)
