□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年3月26日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 新型コロナイルスで上がる小麦とコーヒー、数少ない堅調な資産クラス =================================== <小麦相場が5か月ぶりの高値を更新中> 新型コロナウイルスの感染被害が拡大する中、コモディティ市場では需要減退リスクの織り込みから消化を開始したが、逆に需要拡大期待が高まっている市場もある。その代表的なものが小麦相場だ。CBOT小麦先物相場は、当初は景気減速による需要減退リスクを織り込む形で値下りし、3月16日には1Bu=491.75セントと昨年10月11日以来の安値を更新していた。しかし、その後は需要拡大期待を織り込む地合に急変し、3月25日高値は583.25セントに達している。僅か8営業日で最大18.6%の急伸相場になっている。 新型コロナウイルスによる自主的、ないしは強制的な移動規制が始まった当初、マーケットは外食産業における需要減退リスクを織り込むことを選択した。レストランやカフェ、バーなどが相次いで時短営業や休業を迫られ、開店しても来店客数が減少する中、小麦需要も減少するとの見方を織り込んだ。… … …(記事全文4,093文字)
