□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年3月23日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 米外出規制でガソリン消費が落ち込むと、大豆価格が上昇する? =================================== <世界同時テロの時と需要環境も価格も近づく> NYMEX原油先物相場は、3月20日の取引で4月限が一時的にではあるが1バレル=20ドルの節目を割り込む展開になった。同日は4月限の納会日とあって値動きが必要以上に荒くなった影響もあるが、中心限月5月限安値も22.39ドルとなり、週明け23日のアジアタイムには一時20.80ドルまで更に下値を切り下げている。期近限月の継足で、原油相場が20ドル台を割り込んだのは2002年2月以来のことである。 この2002年2月は、前年の9月11日に米同時テロ事件が発生し、9月10日の27.63ドルから11月19日の16.70ドルまで原油相場が急落し、漸く価格が持ち直し始めた段階で付けた価格水準になる。01年9月11日は、ニューヨーク時間朝方にニューヨークのマンハッタン南部に当時あったワールド・トレード・センター(WTC)に航空機2機がビルに激突し、その直後には米国防総省本庁舎(ペンタゴン)にも航空機が激突した。WTCに一機目の航空機が激突した段階ではパイロットの操縦ミスとの見方が多かったが、二機目の航空機が激突したことを受けて、その後はハイジャックされた航空機を使ったテロを警戒する状況に一変した。… … …(記事全文3,895文字)
