□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年3月17日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== トランプ大統領はSPR増強を提言、「価格戦争」でサウジの仮想敵国はロシア =================================== <米国=サウジの調整は失敗> 原油相場の急落が進む中、米政府も対応を迫られている。NYMEX原油先物相場が1バレル=30ドル水準まで急落していることで、このまま現在の原油安状態を放置し続ければ、シェールオイル産業の崩壊が始まりかねないためだ。 シェールオイル産業は、米国がエネルギーの自給自足体制を確保する上で必要不可欠なものであり、単純に経済成長の重点分野として重要視されているのみならず、政治軍事的にも成長環境を維持することが要求されている。今回の原油相場急落に関しては、トランプ米大統領とはほぼ無関係の状態で展開されているとは言え、今年は大統領選挙の年とあって、シェールオイル産業の危機に対してどのような対応を見せるのかは、重要なテーマになり得る。… … …(記事全文4,060文字)
