□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年3月11日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== アムプラッツが不可抗力状況を宣言、生産ガイダンス大幅引き下げを受けて =================================== <アムプラッツが生産ガイダンスを大幅引き下げ> 南アフリカの鉱山大手アングロ・アメリカン・プラチナ(アムプラッツ)は3月6日、2020年の生産ガイダンスを大幅に引き下げた。白金族金属(PGM)全体で、従来の420万~470万オンスの生産ガイダンスを、330万~380万オンスまで、一気に90万オンス(19.1~21.4%)引き下げている。内訳としては、プラチナが200万~220万オンスから150万~170万オンスまで50万オンス、パラジウムが140万~150万オンスから110万~120万オンスまで30万オンス、それぞれ下方修正した格好になる。 貴金属調査会社GFMSによると、2020年の世界全体の生産高はプラチナが620.0万オンス、パラジウムが715.7万オンスと予想されているため、短期需給のみならずマクロ需給バランスに対しても大きな影響を及ぼす可能性がある数値になっている。単純計算で、プラチナ生産の8.1%、パラジウム生産の4.2%が失われると発表された格好である。… … …(記事全文3,922文字)
