□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年3月10日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 過去の金相場急伸パターンとは異なる原油相場急落との共存関係を読む =================================== <「原油相場の急落」と「金相場の急伸」が共存> 国際原油相場が急落しているが、金相場は高値圏での取引が続いている。NYMEX原油先物相場は1バレル=30ドルを一時下回り、2016年2月以来の安値を更新している。一方、COMEX金先物相場は1オンス=1,700ドルを一時上回り、2012年12月以来の高値を更新している。 通常だと、原油相場が高騰してインフレ圧力が強まる場面で金は買われる一方、原油相場が低迷してデフレ圧力が強まる場面で金は売られる傾向にある。インフレは物価上昇圧力の発生を意味するが、換言すれば法定通貨の購買力低下を意味するため、代替通貨である金価格が上昇するとの理解になる。一方、デフレやディスインフレは物価低下圧力の発生を意味するが、こちらを換言すれば法定通貨の購買力上昇を意味するため、代替通貨である金価格が下落するとの理解になる。… … …(記事全文3,516文字)
