□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年3月5日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 天候相場前夜の穀物相場、2020/21年度は大豆に作付け人気集中の見通し =================================== <トウモロコシは株価との連動が目立つ> シカゴ穀物相場は売買材料に乏しく、不安定な値動きが繰り返されている。日替わりで売買テーマを探している状態にあり、トレンド形成が難しい状態が続いている。CBOTトウモロコシ先物相庭は、1Bu=380セント台での膠着状態が続いていたが、2月末にかけては株価や原油相場の急落と歩調を合わせて値下りし、2月28日には一代安値更新となる365.75セントまで値下がりした。しかし、その後は突然に押し目買い優勢の地合に転換し、足元では再び380セント台での取引に回帰している。 一応の材料としては、株価や原油相場、ドル相場などの動向が重視されている模様だ。その意味では、2月末にかけての急落は、株価急落を受けてのパニック売りが穀物市場にも波及した結果と言えよう。有事にもかかわらず安全資産である金のポジションでさえ解消される事態にあって、トウモロコシ相場のみが高値を維持するようなエネルギーはなかった。一方で、3月入りしてからは、株価や原油相場の急落に歯止めが掛かる一方、米連邦準備制度理事会(FRB)の緊急利下げの効果もあって為替の基調がドル高からドル安に転換しており、その流れの中で安値修正が進んだ格好になる。… … …(記事全文4,277文字)
