□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年2月27日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 歴史的高値圏にあるゴールド・シルバー・レシオ、銀の急伸リスクが高まる =================================== <金相場高騰でも伸び悩む銀相場> 新型コロナウイルスの感染被害拡大でマーケット環境が不安定化する中、安全資産の代表格である金価格の高騰が注目を集めている。COMEX金先物相場は、年初の1オンス=1,521.00ドルから2月24日の1,691.70ドルまで、最大で11.2%の急伸地合を形成している。投資家マインドの悪化で主要資産クラスが軒並み値下がりする中で、金相場は安全資産としてのパフォーマンスの良さを明確に示すことに成功している。 新型コロナウイルスの感染被害拡大に加えて、米長期金利が過去最低まで低下していることで実質金利がマイナス化していること、秋の米大統領選に向けての先行き不透明感など、投資家の安全性を求める動きを後押しする材料は数多い。米金融大手ゴールドマン・サックスは、従来の12カ月見通しである1,600ドルを1,800ドルまで引き上げ、新型コロナウイルスの影響が4~6月期に更に広がりを見せれば、3ヵ月後にこの1,800ドルに到達する可能性もあるとの見方を示している。… … …(記事全文3,130文字)
