□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年2月26日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 新型コロナのリスクの考え方、「予言の自己成就」に向かうシナリオ =================================== <原油相場が再び50ドル割れ> NYMEX原油先物相場は、1月8日の1バレル=65.65ドルをピークに2月4日の49.31ドルまで16.34ドルの急落地合を形成した後、2月20日の54.66ドルまで5.35ドルの切り返しを見せていた。ほぼ三分の一戻しを達成した格好だが、その後は改めて売り圧力が強まり、2月25日の取引では再び50ドルの節目を割り込む展開になっている。 1月中旬以降は、一貫して新型コロナウイルスのリスク評価が中心になっている。当初は中国における新規感染者・死者の急増報告と歩調を合わせる形で急落していたが、2月初めに中国における新規感染者数がピークアウトした可能性が高まる中、反発局面に移行していた。米国株は改めて過去最高値を更新し、原油相場も1月24日以来となる55ドルの節目突破を打診する展開になっていた。しかし、2月21日に中国以外でも韓国、イタリア、イランなどで感染者数の急増が報告されると、改めてリスクオフムードが強まり、株価急落と歩調を合わせる形で原油相場も急落している。… … …(記事全文3,803文字)
