□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年2月20日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== パラジウム相場の過去最高値更新が続く意味、終わらない高騰相場はないが =================================== <パラジウム相場の高騰再開> パラジウム相場の高騰が再開されている。中国で新型コロナウイルスの感染被害が拡大を見せていることもあり、NYMEXパラジウム先物相場は1月23日の1オンス=2,427.00ドルで上げ一服となり、総じて2,150~2,400ドルのボックス相場が続いていた。しかし、今週に入ってからは改めて騰勢を強めており、2月18日には前日比180.90ドル高(7.8%高)の2,497.60ドル、翌19日には73.60ドル高(2.9%高)の2,571.20ドルとなり、直近高値は2,755.90ドルに達している。 新型コロナウイルスが中国の自動車生産・販売環境に大きなダメージを与えていることは間違いないが、既に新規感染者数の増加ペースは頭打ちになっており、感染被害のピークアウトが近いとの見方が反映されている。まだ感染者・死者は増加傾向が続いており、今週は米アップルが1~3月期の売上高ガイダンスが未達になる見込みを示すなど、サプライチェーンや販売環境野混乱状態も続いている。ただ、大きなトレンドとしてみると、新規感染者数の抑制が進めば、新型コロナウイルスの脅威は終息に向かうことになる。… … …(記事全文3,838文字)
