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小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)

小菅努

利上げを支持しない12月米雇用統計で、株高と金相場高の共存が続く

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□            小菅努のコモディティ分析        ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年1月14日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ===================================  利上げを支持しない12月米雇用統計で、株高と金相場高の共存が続く =================================== <12月雇用統計は株価にも金相場にもポジティブ> 1月10日に米労働省は12月雇用統計を発表したが、金市場にとっては全体として歓迎すべき内容になった。米連邦準備制度理事会(FRB)が今後も緩和的な政策スタンスを維持する可能性が高いことが再確認されたためだ。 非農業部門就業者数は前月比14.5万人増となり、11月の25.6万人増、市場予測の16.4万人増は下回ったが、10万人超の新規雇用を安定的に確保できる実力を見せつけた。貿易摩擦の影響で製造業部門の雇用は相変わらず低調だが、年末商戦に絡んで小売業のみで4.12万人の雇用を創出している。10万人規模の雇用創出を維持できれば、労働力人口の伸びを吸収することは可能であり、実際に失業率は約50年ぶりの低水準となる3.5%を維持している。求職していないが働く用意のある失業者、正社員を希望するもパートタイム就労しかできない人などを含んだ広義失業率だと、前月の6.9%から6.7%まで低下し、1994年の統計算出後の最低水準を記録している。
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