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小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)

小菅努

噂で買って事実で売られている天然ゴム、再びコストの限界を議論する必要性

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□            小菅努のコモディティ分析        ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2019年07月22日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ===================================  噂で買って事実で売られている天然ゴム、再びコストの限界を議論する必要性 =================================== <急落後の自立反発局面に> 東京商品取引所(TOCOM)の天然ゴム先物相場は、6月7日の207.90円をピークに7月16日の174.00円まで、約5週間で累計33.90円(16.3%)急落した。3月4日に付けた年初来高値209.50円に迫る値動きになっていたが、結果的には高値更新に失敗し、逆に1月7日以来の安値を更新する展開になっている。マクロな視点でみると、今年のゴム相場は175~210円水準でのボックス相場ということもできるが、2月~3月上旬にかけての急伸地合と同様に、6月前半の急伸地合も相場を一時的に押し上げる効果に留まっている。 今回は当限主導の急伸地合とあって、マーケットの緊張感は強かった。期先主導であれば投機メインの一時的なブレとの評価もできるが、5月下旬から産地相場が上昇に転じ、それと連動する形で東京ゴム相場でも当限が急伸したことで、産地主導の本格的な上昇トレンド形成に対する警戒感も強まった。
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