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小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)

小菅努

需給環境を正確に反映するプラチナ相場、投資需要回復までは下値模索

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□            小菅努のコモディティ分析        ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2019年05月31日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 需給環境を正確に反映するプラチナ相場、投資需要回復までは下値模索 =================================== <プラチナ相場は往って来い> NYMEXプラチナ先物相場は、4月に1オンス=900ドル水準で揉み合う展開になっていたが、5月には断続的に値位置を切り下げ、月末にかけては800ドルの節目水準まで値下りしている。これは2月15日以来の安値であり、振り返ってみれば2月下旬から4月にかけての急伸相場が、5月で一気に帳消しにされた格好になっている。いわゆる「往って来い」と呼ばれるマーケット環境になる。 プラチナ相場は昨年8月~今年2月上旬にかけて800ドル絡みでの攻防を続け、そこから値崩れではなく急反発が実現したことで、マーケットでもプラチナ相場の長期底入れ論が一種の流行を見せた。マクロな視点では、2008年の世界同時金融危機、そしてフォルクス・ワーゲンのディーゼル車不正問題が発覚した15年にそれぞれ800ドル水準で底入れしたため、800ドルの節目を三度にわたって支持線として確認できれば、トリプルボトム(triple bottom)形成からの長期底入れ、反転相場への発展というシナリオは支持し易いものだった。
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