□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2019年05月09日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 水素社会はガラパゴスなのか? プラチナ需要の20年後、30年後を巡る議論 =================================== <水素社会に向けて突き進む日本> 経済産業省の水素・燃料電池戦略協議会では2014年、水素社会の実現に向けてロードマップを策定している。16年に改訂が行われ今年3月には新しい「水素・燃料電池戦略ロードマップ」が策定されている。 このロードマップでは燃料電池車(FCEV)の普及を2025年20万台、30年80万台に設定している。また、水素ステーションは25年320か所、30年900か所と設定されている。20~25年にかけては国が重点的に関与することでFCEVの普及を促し、25年前後から「燃料電池車の自立的な普及拡大」が実現するとの見通しになっている。… … …(記事全文3,262文字)