□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2018年12月13日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 天然ゴム相場は減産期の織り込み開始か、産地相場の地合に変化の兆候 =================================== <当限主導の切り返し> 東京商品取引所(TOCOM)ゴム相場の ダウントレンドが一服した模様だ。12月入りしてからは1㎏=160円台前半をコアに揉み合う展開が続いていたが、13日高値は169.40円に達しており、10月22日以来の高値を更新している。 今年のゴム相場はほぼ一貫してダウントレンドを形成しているが、当然に自立反発的な動きは何度か観測されている。RSS期先限月で言えば、14日相対力指数(RSI)が30ポイントを割り込むなど、オシレーター系指標が売られ過ぎの状態に警告を発すると、比較的素直に上昇する傾向が観測されている。今年は2月、3月、6月、11月にRSIの30ポイント割れを経験しているが、いずれも自立反発局面を経験している。… … …(記事全文4,287文字)
