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小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)

小菅努

FOMCは企業設備投資の鈍化を指摘、通商環境の不透明感を払拭できれば

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□            小菅努のコモディティ分析        ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2018年11月09日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ===================================  FOMCは企業設備投資の鈍化を指摘、通商環境の不透明感を払拭できれば =================================== <投資環境の安定化とドルの一人勝ち> COMEX金先物相場は8月下旬~10月上旬の1オンス=1,200ドル水準に対して、10月下旬以降は1,230ドル水準までコアレンジを切り上げていたが、徐々に上値の重さが再確認されるステージに移行している。10月10日から突然に始まった米国株の急落が金市場に対する退避ニーズを創出したが、その米国株が安値是正の動きを鮮明にする中、金相場の先高観が後退していることが、相場を下押ししている。 ダウ工業平均株価は、10月3日の2万6,951.81ドルをピークに29日の2万4,122.23ドルまで最大で2,829.58ドル(10.5%)の急落地合になっていたが、11月8日高値は2万6,277.82ドルに達しており、既に10月中旬の急落に対して76.2%の戻りを達成している。2月の株価急落の経験からは、このままリスク投資環境が完全な安定状態を取り戻せるのかは不透明感が強い。株式市場に大きな「波」をもたらした以上、暫くは突発的な急落が再発しても当然との受け止めは必要である。しかし、チャート上では10月30~21日、そして11月6~7日と二度にわたってギャップ(窓)を形成しており、不安を抱えながらも投資環境は鎮静化方向に向かっている。
… … …(記事全文4,200文字)
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