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小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)

小菅努

2017年後半の金相場を考える、買い材料と売り材料の論点整理

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□            小菅努のコモディティ分析        ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年06月26日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。2017年後半の金相場の論点整理を行います。 ===================================  2017年後半の金相場を考える、買い材料と売り材料の論点整理 =================================== <上昇トレンド・チャンネルを形成した2017年上期> 2017年の金相場は、間もなくその半分を終了しようとしている。COMEX金先物相場は、昨年末の1オンス=1,151.70ドルに対して、直近の6月23日終値では1,256.40ドルとなっており、概ね100ドル幅の上昇トレンドが形成されている。当然に一本調子の上昇トレンドが実現した訳ではなく、幾度となく大規模な調整圧力に晒される場面もみられた。しかし、年間安値は1月3日の1,146.50ドルとなっており、終値ベースでは昨年末の値位置を一度も下回ることがない良好なパフォーマンスが実現している。 現時点での平均価格は1,239.79ドルであり、前年同期の1,224.10ドルとの間に大きな変化は認められない。ただ、6月6日に付けた年間高値1,298.80ドルは、米大統領選直後となる昨年11月9日以来の高値であり、昨年12月15日の1,124.30ドルをボトムとした上昇トレンド・チャンネルが形成されたのが、今年上期の金相場だったと総括できる。
… … …(記事全文6,651文字)
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