□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年03月25日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。今週は原油相場の急伸傾向にブレーキが掛かり、40ドル台維持の難しさが再確認されつつあります。単純にイースター休暇前のポジション調整ということもできますが、原油相場を取り巻く最近状況を供給サイドを中心に読み解きます。 =================================== IEAさえ無意味と喝破した産油国会合、市場の期待に応えられない産油国 =================================== <産油国会合への期待が萎み始める> NYMEX原油先物相場は、2月11日の1バレル=26.05ドルをボトムに3月18日の42.49ドルまで、最大で16.44ドル(63.1%)の急伸地合を形成した。その最大の原動力が、産油国の政策協調の動きだったことは間違いないだろう。… … …(記事全文4,557文字)
