□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年02月19日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。 原油相場が大きく揺れ動いています。サウジやロシアなどが増産凍結を発表したのを受け、イランが「支持」を表明したためです。ただ、この「支持」はカギ括弧付きで考えるべきであり、改めて最近の原油相場環境を検討してみます。 =================================== イランが増産凍結の4か国合意を「支持」、市場の期待は失望に変わりそう =================================== <政策と価格の間を揺れ動く> 原油相場が揺れ動いている。NYMEX原油先物相場は1月28日の1バレル=34.82ドルをピークに2月11日の26.05ドルまで急落したが、直近の18日終値では30.77ドルまで切り返すなど、数日単位で短期トレンドが強弱入れ替わる状況が続いている。… … …(記事全文4,896文字)
