□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年02月09日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。 2月のプラチナ相場は急伸しています。1月と比較するとプラチナ価格形勢のルールが変わっている可能性が高い状況ですが、現在のプラチナ相場がどのような論理に支配され、今後はどのような点がポイントになるのかを解説します。また、アムプラッツが2015年の決算を発表しましたので、どのような内容になり、今後はどこに注目すれば良いのかも検証します。 =================================== プラチナ鉱山会社の決算悪化で警戒される賃金改定交渉の行方 =================================== <非鉄金属と金価格のバランスが崩れている> NYMEXプラチナ先物相場は、1月21日の1オンス=811.40ドルをボトムに、直近の2月8日終値では928.70ドルまで値位置を切り上げている。昨年11月中旬以降は800~900ドルのレンジ内で上値の重い展開が続いていたが、1月下旬から投機マネーの流れに変化がみられ、昨年11月9日以来の高値を更新している。… … …(記事全文3,739文字)
