□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年02月04日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。 年初から金価格の上昇が続いています。株式市場は若干ではありますが、落ち着きを取り戻し始めていますが、まだ金価格には投資家を引き付ける何らかの魅力があるようです。金相場を取り巻く最新の状況と、金価格上昇の意味について検証します。 =================================== 3か月ぶりの高値を更新した金、株価反発でも何が投資家を引き付けるのか =================================== <株安一服でも金利低下では下がらない金価格> COMEX金先物相場は、昨年12月3日の1オンス=1,045.40ドルをボトムに、2月3日の取引では一時1,146.20ドルまで値位置を切り上げる展開になった。安値からの最大上昇幅は100.80ドル(9.6%)に達しており、昨年末の1,060.20ドルと比較しても大きな値上がりが実現している。昨年10月30日以来、約3ヶ月ぶりの高値が更新されている。… … …(記事全文4,917文字)
