□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2015年11月05日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。 イエレンFRB議長の議会証言が行われました。10月のFOMCでは議長の記者会見が行われなかったため、公式の場では9月24日以来の発言になります。雇用統計がネガティブ・サプライズになった後は沈黙を保っていましたが、従来の「年内利上げ着手の可能性が高い」との考えに変化が見られるのかが注目されました。今回は、当局者の発言を中心に、今後の金価格動向に対する影響を検証します。また、米国の金貨販売動向などについても、現状を報告します。 =================================== イエレン議長の議会証言、金相場はミス判断した底打ち論の後始末を継続 =================================== <イエレンFRB議長は年内利上げカードを誇示> イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は11月4日、下院金融委員会で証言し、12月15~16日に開催される次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)において、利上げ着手が決定される可能性があることを再確認した。… … …(記事全文5,296文字)