□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2015年08月13日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。USDA8月需給報告の解説です。USDAは5月からイールド見通しの修正を見送ってきましたが、今年度は6月に記録的な豪雨に見舞われるなど、異常気象に見舞われたのも事実です。今報告ではいよいよイールド見通しの引き下げは避けられないとの見方が優勢でしたが、結果的にはUSDAは逆にトレンドを上回るイールド見通しに修正してきています。この数値をどのように考えれば良いのか、トウモロコシと大豆について検証します。 =================================== USDAは6月の豪雨にもかかわらず作柄環境はトレンドを上回ると判断 =================================== <シカゴ穀物相場が5%超の急落に> 中国人民銀行(中央銀行)が8月11日に続いて12日と13日も人民元の基準値切り下げに踏み切ったことを受けて、グローバルマーケットは中国発のリスクに怯えている。何か具体的な危機が発生している訳ではないが、中国実体経済がマーケットの想定よりも遥かに悪化しているのではないか、中国主導で新たな通貨安競争が展開されるのではないかといった警戒感が、リスクマーケットに動揺をもたらしている。… … …(記事全文6,288文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)