□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2015年08月12日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。8月11日に中国が人民元相場を一気に2%近く切り下げたことが、グローバルマーケットに大きな影響を及ぼしています。基本的には、利下げではなく通貨切り下げという政策選択の意外感がマーケットの反応を必要以上に増幅したと評価していますが、コモディティ市場の観点からはこの動きをどのように評価すれば良いのかを解説します。 =================================== 中国が人民元切り下げ、コモディティ市場に及ぼす影響を網羅的に検証 =================================== <人民元切り下げでコモディティ市況は急落対応> 中国人民銀行(中央銀行)は8月11日、人民元相場の大幅な切り下げに踏み切った。人民元の中心レートは10日の1ドル=6.11620元に対して6.22980元まで僅か1営業日で1.86%引き下げられており、同国が公定レートと実勢レートを一本化した1994年1月以降では、最大の下げ幅になっている。… … …(記事全文5,233文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)