■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:660円/月:税込):Vol.1290 <Vol.1290号:インフレ対応の利上げ局面で起こる、銀行危機> 2022年12月7日:世界GDPの3倍の世界の負債(政府負債+企業負債+世帯負債)の中での、金利の上昇がもたらす危機 ウェブで読む:https://foomii.com/00023/20221208080000102863 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ サッカーの決勝の第一戦、対クロアチアはPKでの残念な結果でした。心臓の鼓動が、聞こえるくらいでした。 しかし実は、最初に点をとったとき、かすかにイヤな感じもしてしました。予選リーグの2試合では、後半の相手に疲労が見えるときスピードで勝てる三苫薫、堂安律、田中碧の投入で逆転していたからです。森安監督が「力量は相手が上だ」と考えたチームへの戦い方だったでしょう。 クロアチア戦では、対等とする戦略での戦い方でしたが、負ければ終わる決勝トーナメントなので、先取点はいいという思いもあったのです。 ABEMAの、本田圭佑(カンボジアの監督)の解説で観戦しました。プレーと戦略・作戦についての「(ホンネの)、選手になったかのような臨場感のある評価」は他の解説者から聞けなかったからです。 本田は、日本にとって先行し、後半で攻めながら守る戦い方はとても難しい。自分にもどうしていいのか分からないとも言っていました。 失点の少ないチーム力をもつクロアチアに対して、0:0で行き、後半に、速度で勝負したほうが良かったのかも知れない、といってもこれは結果論です。「結果から原因を推測すること」ですが、経済・金融予想の論評でもこれが多い。 結果論では、未来予想はできない。確率的な、経験論になるだけです。高血圧になった主因が、ある人は習慣的な飲酒だったとします。別の人に、飲酒をやめれば高血圧にならないと処方することはできないでしょう。 高さがあり、変幻自在で戦略が見えなかったクロアチアと、日本の総合的な力量は、50:50と感じました。 お互いが、ミスの許されない状況だったでしょう。4人がシュートしたPK(ペナルティ・キック)で4人うち3人が止められたことに、どんな原因があるのかは分からない。… … …(記事全文15,143文字)