■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:660円/月:税込):Vol.1237 <Vol.1237:日曜増刊:経済・金融の焦点はインフレの動向> 2022年5月22日:日本と米国のインフレと金利 ウェブで読む:https://foomii.com/00023/2022052220000094816 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 2022年、23年の経済と金融の焦点は、インフレの動向です。 株価を下げている金利もインフレ率を後追いするからです。 今回のインフレは、 (1)コロナショックによる部品と商品生産の、サプライチェーンへ障害から始まりました。その時期は、2021年4月です。 (2)2022年2月からはウクライナ戦争勃発によるロシアからの禁輸措置が加わっています。ロシアはエネルギー・穀物・資源の輸出国だからです。 結果は、西側世界にとっては1979年から80年の「第二次石油危機」相当の、40年をおいた物価の上昇です(米国8.3%:欧州7%台:日本2.5%)。世界の株価も、金利の上昇とスタグフレーション不況の予想から、大恐慌以来90年ぶりに8週連続で下落し、暴落寸前に至っています(暴落≒-30%でしょう)。 1929年の大恐慌のマイナス70%ではなくても、IT株バブルの崩壊(2000年)とリーマン危機(2008年)の、マイナス50%には行く可能性があります。 株価のファンダメンタルズは、「物価→期待金利と期待純益」です。1年先の株価の予想には、短期のテクニカルではない中長期のファンダメンタルズである物価と金利の予想が欠かせない。 「インフレはない」といわれてきた40年の状況が、サプライサイドの2つの障害から、一変しました。内容はデマンドプルではなく、2回の石油危機以来の、コストプッシュ型のインフレです。2022年は、特別な年になるでしょう。 コストプッシュ型の資源インフレは、一般に、金利上昇やマネー量の収縮(QT)では止まらない。資源の供給障害を取り除くしか、方法はない。金利は、市場の期待インフレ率を追って、上がっていきます。 米国と日本のインフレの様態と内容は、違います。米国では、賃金の5%上昇があるなかで、消費者物価は8.3%上昇しています。消費財の購買力を示す実質賃金はマイナス3.3%です(22年4月)。… … …(記事全文9,362文字)
