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吉田繁治 (経営コンサルタント )

吉田繁治

ビジネス知識源プレミアム:話題を呼んでいるMMTは、政府紙幣の奨めである

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:660円/月):Vol.1047 <1047号:新春号(4)話題を呼んでいるMMTは、政府紙幣発行の奨めである> 2020年2月22日: 政府紙幣の意味と予想 ウェブで読む:https://foomii.com/00023/2020012308000062941 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール    yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 1月号の4弾です。最初に申し上げるべきかと思いますが、19年9月18日から起こっている、米銀システムでのドル不足の原因は、 (1)ヘッジファンドの損失と、 (2)投資家の預託金の引き揚げであるようです。 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-11-22/Q1CL3IDWX2PU01 ヘッジファンドは、世界の国債、株、社債、通貨、金、コモディティに分散投資をしています。10倍のレバレッジがかかった投資総額は推計3000兆円。8000本のファンド合計利益は、300兆円の預託金に対して6.7%(19年1月~10月)と低い(株式では1.75%)。 個々のファンドの利益は平均6.7%のとき、標準偏差では、-17%~+29%くらいの幅にバラツキます。純損失を出しているファンドが1/3(2700本)あります。買い越しや売り越しの含み損は、6.7%より大きいでしょう。利益を出さねばならないつぎの決算期は、20年3月です。 2019年1月から11月まで、ヘッジファンドからは、1か月50億ドルから200億ドル(平均100億ドル:1.1兆円×11か月)の投資預託マネーが引き揚げています(解約の急増)。投資家からの預託金が減ると、投資には「逆向きのレバレッジ」がかかり、大きな売りになります。 2019年の、S&P500の株価上昇は、23%でした。ヘッジファンドの運用成績は、S&P500の指数を買うより、70%も低かったのです。ヘッジは一体どんな運用内容かと疑問にも思います。わが国の素人運用であるGPIFのレベルでしょうか。 FRBは、19年12月のヘッジファンドの巨額ドル不足を知らせられて驚き、当月に、4900億ドル(54兆円:年間ペースでは600兆円)という、1か月では異例の額のドル供給(債券担保のレポ金融での貸付)をしたのでしょう。 米国4大投資銀行の運用部隊が、ヘッジファンドです。FRBが現金を入れた相手は、8%の自己資本規制を受けていないノンバンク機能のヘッジファンドです。 FRBは「金融技術的な問題からの年末資金の供給」とだけいっています。12月は、ヘッジファンドの、決算期だからでしょう(横並びで3か月決算)。「技術的な問題」であるわけがない。
… … …(記事全文18,883文字)
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